新しい時代、それは決断する時代
令和7年を迎えました。西暦2025年の幕明けです。
アメリカ合衆国ではトランプ大統領政権がスタートです。
日本では「本格的な人口減少」がすでに始まっています。
政治経済は、人口減少時とは真逆の政策を続けており、会社経営も同様です。
昨年の美容室業界は、過去最高の倒産廃業。
今年はさらにその傾向が進んでいくでしょう。
旅館ホテル業界・飲食業界も全く同じ傾向です。
人口が減少しているのですから、現在の店舗数・会社数が多すぎるのです。
混沌とした時代が続いているようですが、もうすでに新しい時代が始まっています。
自宅で看護を行う訪問看護という政策を国が打ち出しても、訪問看護業界は熾烈な競争と廃業が多いという事実。
それは特別養護老人ホームの部屋が余剰になってきたという事実から明らかです。
特別養護老人ホームの部屋が空けば、訪問看護は解約で特別養護老人ホームへ入所します。
行政はいつの時代も遅れた施策を取り続けており、社会経済が相当悪くならないと動かない組織です。
おそらく5年後には日本中で失業者が溢れているでしょう。
都会では夫婦で1億円の住宅ローンを抱える30代夫婦たち、今後自己破産が増えるのも明らかです。
「新しい時代」はすでに始まっています。
新しい時代は「決断する時代」です。
大量生産・大量消費が未だ行われている日本経済。
多国籍企業というものはおそらく不可能であるなか、50年前の成功が忘れなれない経営者が多いという事実。
地産地消を掲げても、それを本気で実践している企業・組織は多くはありません。
農業政策というのは、やはり優先順位が低くなってしまいます。
何もかも決断が遅い、決断ができない日本経済・企業経営が続いている状態です。
自己責任で決断できる人間のみが、生き残る時代がすでに始まっています。
令和7年1月1日 水谷英二の経営者に一言
今月のテーマは、「新しい時代、それは決断する時代」でした。